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場面緘黙症(かんもく)って知っていますか?~話したいのに話せない病気~

特定の場面で話すことが出来なくなる場面緘黙症

 

世の中には色々な精神疾患があるんですね。

 

今回は場面緘黙症について書いていきたいと思います。

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 場面緘黙症とは

 

言葉を話す能力などが十分に備わっているのにも関わらず、特定の状況下、場所において話すことができなくなる状態になる病気です。

 

特定の状況下、場所とは学校や会社など色々あります。

 

5歳までに発症し、小学校低学年で気づかれることが多い病気です。

 

昔を振り返って見ると確かに学校でそのような子がいました。

 

中学校3年間同じクラスだったんですが、その子の声を聞いた人は誰一人もいませんでした。

 

その時に場面緘黙症という病気を知っていれば仲良くなれたりもっといい方向に進めたんじゃないかなと思います。

 

 

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話せない子供の場面緘黙症とは?人見知りの子どもとの相違点 | 子育て応援サイト MARCH(マーチ)

原因

 

原因はハッキリしていませんが、社会に対する不満やストレスが原因とされています。

 

精神疾患は原因を特定するのが難しく、人によってバラバラです。

 

 

言ってはいけない言葉

言ってはいけない言葉
  • 「家で話せるんだから、どこでも話せるでしょ」
  • 「みんな君の声を聞きたいってよ」
  • 「いつまで話さないつもりなの?」

 

本人が一番辛いのを分かってあげて下さい。

 

精神疾患は気合などで治せる病気ではありません。

 

人によっては時間がかかりますし、治らない場合もあります。

 

この世の中を過ごしやすくするのはみんなの協力が必要なのです。

 

自分基準で物事を語らないようにしてくださいね。

 

助けたいと思う人が居るならそっとそばにいて下さいね。

 

対策

 

病院にいって薬を飲んで治る病気ではありません。

 

対策としてまずはその子が不安にならないような環境づくりが大切なのです。

 

声を発しないことをマイナスと捉えるんではなく、プラスに捉えることが出来るような環境が一番ですね。

 

徐々に声を出していく治療が大切なんですよ。

 

決して責めたり馬鹿にしたりしないで下さいね。