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上手く言葉が出ない病気!?吃音症とは?

日常生活で上手く言葉が出ないとストレスが溜まりますし、何より支障が出ますよね。

 

今回はそんな上手く言葉が出ない病気、吃音症(きつおん)について書いていきたいと思います。

 

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 吃音症とは

 

言葉が上手く出なかったり、最初の一音が詰まった感じになって同じ言葉を繰り返してしまう病気です。

 

例えば「おはようございます」って言葉を吃音症の人が言うと「お、お、おおはようございます」みたいな感じになってしまうんですよね。

 

私も軽い吃音症なので気持ちは分かります。

 

馬鹿にされることもあるし、上手く言葉が出ないのでストレスが貯まります。

 

遅いスピードで喋っても同じなんですよ。

 

決して早く言葉を発音したいわけでは無いんです。喉がつっかえた感じになるんですね。

 

原因

 

原因の7割は生まれつきだそうです。

 

遺伝でも育て方でもありません。

 

吃音の人は言葉を沢山知っていたり文章力、読み書きの能力が高いという研究結果もあります。

 

つまり、口がついてこれないんです!

 

脳では何を言うかハッキリ決まっていますが、口が動きについてこれないのでこのように吃音になります。

 

半数は’小学生になるまでに治りますが、高校生や社会人になってから発症する人も居ます。

 

男性より女性に比べて3~5倍多いという報告もあります。

 

つまり成人男性の1%が吃音症なのです。

 

私は20歳ぐらいから発症しましたね。

 

今までなんともなかったのに急に吃音症になりびっくりしました。

 

スムーズに話したいのに中々口がついてこれないので最初はイライラしてました。

 

ちなみに今も治っていません。

 

吃音が長く続く人には共通点があります。

 

吃音が長引く人

  • 女児よりも男児

  • 家族に吃音のある人がいるとき

  • 発症から3年以上たっても吃音が残っているとき

 

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対応

 

対応
  • 「ゆっくり話してごらん」「落ち着いて」などのアドバイス
  • 先に子どもが言いたいことを言ってしまう
  • 「もう一度言ってごらん」と言い直させること
「ゆっくり話してごらん」「落ち着いて」がなぜいけないか?

 

本人は気にしないで日常生活を過ごしたいのに、「ゆっくり話してごらん」なんて言われたら本人は「やっぱり私は吃音なんだ、気になるからそんな事言うんだ」などと感じ、傷ついてしまします。

 

 

頑張って聞き取ってあげましょう。それが吃音症の人に対しての配慮だと私は思います。

 

「落ち着いて」も同様です。

 

「私は落ち着いているし頑張っているのにバカにしやがって!」と思うはずです。

 

先に子供が言いたいことを言ってしまう

 

「私は吃音で聞き取るのに時間がかかるから先に言っちゃうんだ!酷い…」なんて思う人も中にもいます。

 

やはり、最後まで聞き取って上げましょうね。

 

「もう一度言ってごらん」と言い直させる

 

これは本人にとって大きなプレッシャーになります。

 

吃音症は落ち着いていてゆっくり喋ろうとしてもなってしまうんですよ。

 

なので、もう一度言ったとしても結果は同じです。

 

何度も言いますが、最後まで聞き取って上げましょうね。

 まとめ

 

まとめ
  • 吃音症は生まれつき
  • 「ゆっくり話してごらん」「落ち着いて」を言ってはいけない
  • 「もう一度言ってごらん」と言い直させない
  • 先に子供が言いたいことを言わない
  • 学校などで特別配慮を受けることができます
  • 病院に通院すれば治ります!