豆知識の倉庫

少しでも楽に生きる方法をお届けします

MENU

監禁されている人に起こるストックホルム症候群とは?

聞いたことありますか?

 

このストックホルム現象は監禁や拉致、人質に慣れている人がなる病気です。

 

今回はそんなストックホルム症候群について書いていきたいと思います。

f:id:TIshikiBukuro:20210619123408j:plain

 ストックホルム症候群とは?

 

誘拐や監禁、拉致、人質などの拘束下にある被害者が、加害者と場所と時間を共有することで加害者に行為や共感の感情を抱く現象のことをいいます。

 

名前の由来と実際にあった事件

 

1973年にストックホルムスウェーデンの首都)の銀行で強盗事件が発生しました

 

加害者は2人で4人が人質に取られました。

 

拘束時間は131時間(約6日)に及ぶ監禁状況のなかでありえないことが起きました。

 

なんと人質は次第に犯人に共感し、犯人に変わって警察に銃を向けるなどの行動をとるようになりました。

 

また、人質の中には、解放後に犯人をかばう証言を行う者、犯人に恋愛感情を抱くものまで現れました。

 

この事件がきっかになり、こうした状況で起こる一連の心理的な動きと行動が、ストックホルム症候群と名付けられたそうです。

 

ストックホルム症候群の逆の症状(リマ症候群とは)

 

ストックホルム症候群は人質が犯人に好意を抱く現象に対して、リマ症候群は犯人が被害者に共感することです。

 

「こんなことしてあれだけど、人質が可哀想になってきたな…開放してあげるか!」

 

みたいなことが起こるらしいです。

 

なぜストックホルム症候群が起こるのか?

 

犯人に対して反抗的な態度を取るより、好意的な態度を取っていたほうが、自分の命の助かる確率が上がります。

 

これは人間に備わっている能力です。

 

人間って素晴らしいですね。いざという時覚醒しますからね。

 

家庭内ストックホルム症候群

 

ストックホルム症候群は拉致や監禁、人質の時以外にも起こります。

 

それは家庭内でDVをされていたり、子供が虐待されているケースです。

 

子供は生きていくためには親を頼らなければいけませんよね。

 

なので、虐待されていたとしても親は悪くないと思い込んだりするんです。

 

可哀想です…

 

ストックホルム症候群にかかりやすい人

 

誰もがストックホルム症候群になるわけではありません。

 

かかりやすい人は自分に自信がない人です。

 

不安感が増すとストックホルム症候群にかかりやすいです。

 

自信がないと不安が増えますよね。

 

自分に自信があり、強気な人はストックホルム症候群にはかかりにくいです。

 

まとめ

まとめ
  • 拉致、監禁、人質などの場所だとストックホルム症候群になりやすくなる。
  • 逆の症状(リマ症候群)がある。
  • 自信がない人はかかりやすい。
  • 自信がある人はかかりにくい。