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精神疾患になって良かったこと

今回は私が精神疾患になって良かったことについて書いていきたいと思います。

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 私の精神疾患の種類

発達障害(自閉スペクトラル)

 

発達障害の一種である自閉スペクトラル症。

 

この病気は簡単に説明すると、主に対人関係が苦手だったり強いこだわりがあったりする病気です。

 

もっと細かい症状などがありますが、説明すると訳が分からなくなりそうなので書きません笑

 

この病気は人によって様々です。自閉スペクトラムでも症状が少なかったりします。

 

私の場合は

私の症状
  • 思っていることを言ってしまう
  • 強いこだわりがある

この二種類です。

 

発達障害なので生まれつき自閉スペクトラム症らしいです。

 

変わっている人が多く運が悪いと虐められるケースもあるんだそう。

 

私は幸い、自分でいうのも気が引けますが、愛嬌が良く、人間関係にも恵まれ友人もかなり多くいじめとは無関係でした。

 

思っていることをすぐに言ってしまうんですが、失礼になることはなく、その場が笑いの渦に包まれることがかなりありました。

 

友人に遊びに誘われても「家でゲームやりたいから今日は遊ばない」など平気で言ってしまいます。

 

しかし、それでも友人は何回も何回も遊びに誘ってくるので、この病気が嫌になることは今までありませんでした。

 

私は運が良いんでしょうか。

 

学習能力も運動能力も問題なく、人並み以上です。

 

自閉スペクトラムは元々自分の性格に近いものもあるので、特に困ったことはありませんね。

 

強迫性障害

 

これは一つのことが強迫的に気になって仕方がない病気です。

 

例えば

症状の例
  • 一回手を洗ったけど、なんか汚れがついている気がするから何回も洗ってしまう
  • リモコンの位置が気になるから何回も何回も位置を治す
  • 鍵がちゃんと閉まったか気になって何回も開け締めをする

めちゃくちゃストレスたまります。

 

行動面だけではなく、考えごとにも強迫的になることがあります。

 

「あの時こうすればよかった、だからそのパターンの考え方を何回も想像しよう…気に食わないから何回も確認だ…」など。

 

もうね、意味わかりませんよね。自分は一体何と戦っているんだと。

 

これも生まれつきですね。

 

これは自閉スペクトラムと違い、生活に支障が出るレベルで困ったこともあります。

 

スムーズに家事すら出来ないときもありましたからね。

 

掃除機かける時も何回も同じところをかけたり。それで時間がかかりますからね。バカみたい!笑

 

これは薬などで和らげることも出来ますが、ほとんど気持ちの問題が多いです。

 

ストレスが溜まっているときは発症しやすいです。

 

私は綺麗好きで神経質なので、強迫性障害と性格の組み合わせが最悪です。

 

パニック障害(嘔吐恐怖症)

 

パニック障害はある特定の出来ことに対して恐怖や不安をものすごく感じる病気です。

私の場合は吐くことに対してパニック障害を持っています(嘔吐恐怖症)。

 

気持ち悪くなったりお腹いっぱいになると「吐くんじゃないか…」と思い「吐いたら死ぬ、吐いたら息ができなるなる…怖い…まじで死ぬ…」と頭の中を恐怖心が襲います。

 

吐くことが怖いんですよね。

 

これは私が患っている精神疾患の中で一番辛いと感じる病気です。

 

パニック障害の原因はほとんどがトラウマです。

 

私は旅行に行った際に吐き気に襲われ辛い思いをしました。

 

それから吐くことに対してパニックになったんですね。

 

他人から見たら大したことがないようなことでも本人からしたら恐怖なんですね。

 

死を感じるんですよ真面目に。

 

パニックになった時に手元に拳銃があったら頭撃ってますね確実に。

 

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適応障害(会食恐怖症)

 

適応障害はある特定の出来事や場面が近づくと不安になったり緊張、ストレスを感じる病気です。

 

その場や出来事から離れることにより、症状を和らげることが出来ます。

 

深キョンさんもなってましたね。

 

適応障害にも色々種類があり、私の場合は会食恐怖症です。

 

私は会食(複数でご飯を食べること)が出来ません。

 

複数でご飯を食べると必ず緊張して喉に水すら通らなくなります。

 

これもトラウマが原因です。

 

小学5年生の時に「給食を絶対に残すな!」って考え方の先生が担任になってしまい、それから給食の時間が近づくと緊張してまともに食べることが出来ませんでした。

 

給食の時間が終わるとなんともなくなるんですけどね。

 

それから数十年、給食意外の場所でも緊張するようになってしまい、未だに会食は出来ません。

 

デートや飲み会は苦痛ですね。

 

彼女が居た時は私食べ終わるのをひたすら待ってました。バカみたい!笑

 

うつ病

 

うつ病はストレスや疲れが溜まって何もやる気が起きなくなる病気です。

 

死にたくなるのもうつ病の症状です。

 

中学生の時は会食や強迫性障害に疲れてしまい、一時期鬱になりました。

 

それから事あるごとにうつになり不登校になったり、引きこもりになったり…

 

自殺未遂もしましたが、なんとか生きています!

 

こうやってブログも出来ていることだし今はなんとなく人生が楽しいと感じます。

 

私が精神疾患になって良かったこと

 

精神疾患になって良かったのは、視野が広がり人に優しくなったことです。

 

生まれつき発達障害だったんですがその時はよく分かっていませんでした。

 

精神疾患のことを調べて理解したのは10代後半の頃。

 

その時から

「こんな病気があるんだ」

「もっと辛い人もいるんだ」

「変な人ではなくて病気だから仕方がなかったんだあの人も」

などなど色々と分かったことがありました。

 

病気を理解するのは難しいことですが、自分が精神疾患になり、ますます病気の人の気持が分かるようになったんです。

 

それからこれまで以上に人に優しくなろう!そしてもっと辛い人もいるんだから、俺も俺なりに前に進もう、そう思えました。

 

視野が広がるって本当に素晴らしいことなんですね。痛感しましたよ。

 

私はこれからも精神疾患と向き合って前に進んで行きます。

 

どうか応援のほど、宜しくお願い致します。