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子供の自殺サインを見逃さない方法

GW明けなど長期の休みがあると学校や会社が億劫になりますよね。

春休みや夏休み明けの自殺率って凄く高いの知っていますか?

 自殺者数のグラフです↓

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 4月1日と9月1日の自殺者数が圧倒的に増えていますよね。

やはり学校に行きたくないという人が結構いるようですね。

友人関係やいじめなど様々な要因があると思います。

今回は、そんな子供の自殺サインを見逃さない方法を書いていきたいと思います。

 子供の発言に耳を傾けよう

思春期の子供は中々悩みを話しません。理由は簡単、恥ずかしいから。

反抗期に入ったら悩みを聞くなんて至難の技。

そんな中どうしたら子供の心境を知ることが出来るか?

食事を一緒に食べることが大切です。

食事は唯一家族が面と向かって話せるときです。

些細なことでもなんでも話しましょう。コミュニケーションを取ること。

今日は何してたのか?最近学校は楽しいか?勉強は上手く言ってるか?など。

ふと口を滑らせ「学校が最近楽しくない」などネガティブなことを言ったら耳を傾け、それについて質問をしましょう。

なんで学校が楽しくないのか?何かあったのか?

あまり深く聞くのは良くないです。軽く聞いてその続きは夜遅くなど二人っきりの空間を作り聞いてあげよう。

そこにヒントが隠されているかもしれない。

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無理な行動を強制しない

無理矢理学校に行かせようとする人がいます。その気持ち分かります。

しかし、もし学校で嫌な事があって行きたくないとしたら?

そんな時に学校に行かせたら精神的に参ってしまいます。

何事も無理は良くない。

学校に行きたくないなら行かなくてもいいよと一言伝えましょう。

子供は「いつでも休んで良いんだ、親も優しいし」と思うことで学校に行くようになったりもう少し頑張ったりします。

大人も一緒です。逃げてもいい場所があるんだ!ならもう少しやってみようかな。なんて思ったりします。

人間、余裕がないと壊れます。

精神論で説教しない

「お前は精神的に弱いから学校で鍛えてこい!」「そんなんでこの先どうするんだ!」

「気にしなければいいじゃん」「社会に出たら~…」

こんなこと言ったことありませんか?

絶対に言ってはいけません。禁止です。

精神論なんてもう古い。昭和じゃないんだから。今は令和ですよ?部活で水なんて飲まないで走れとでも言うんですか?

精神力はみんな同じぐらいです。大人も子供も。

精神力を鍛える方法なんて殆どありません。鍛えてどうにかなるなら私も鍛えてます。

ましてや悩みや精神的に弱っている人間にそんなこと言ってどうするんですか。

多少の精神論は必要ですが、押し付けてないか振り返って見ましょう。

人間誰でも失敗はあります。

 

理解することが大切

理解してくれる人間が一人でもいれば多少は楽になります。

家族に一人でも理解してくれる人間が存在するなら、積極的に話もしてくれます。

「今日はこんなことがあった」「こんな時どうすればいい?」

悩みを共有して一緒に解決していくんです

子供の悩みは自分の悩みと思って接することが大切です。

もし、家族に一人でも理解してくれない人がいたら子供の負担はもっと増えていきます。

誰も理解してくれないんだ。自分は一人なんだ…

人間は孤独と感じると消えたいと思うものです。

 

子供の悩みは家族一丸となって助けよう

子供の悩みが深刻で引っ越したいなどの相談があったらそれも視野に入れて考えてあげよう。

最初からそんなことできないと否定するのではなく、引っ越しも考えないとね!と前向きな言葉を言ってあげることで「もっと辛くなったら引っ越しもできるんだ、少しは気が楽になったな」と思ってくれます。

学校も家も自分の居場所じゃない。自分はどこにいったらいいんだ…

そう思わせない為に家族が一丸となって助ける必要があります。

 

引きこもるのは悪いことじゃない

学校が大切な場所なのは子供も理解してます。

子供だって毎日楽しく学校に行きたいに決まってます。

しかし、理由があって行けない場合はしょうがないんです。

休学するのも一つの方法です。

一年間引きこもって好きなことやらせてもいいじゃないですか。

ゲームやってアニメみて好きな時間に寝て…

寝る時間は流石に決めたほうが良いか笑

引きこもるにも勇気がいります。友達は楽しく学校に行ってるし、授業にも遅れるし、自分は何やってるんだ?もう無理だ…限界だ…

心のダメージを少しでも減らす為に外部に頼るのもいいでしょう。

引きこもりになったら学校の他に不登校の人が集まって勉強する所や遊ぶ場所はあります。

フリースクールです。ぜひ検索して調べてみて下さい

 

死んでからじゃ遅い

あの時こうしてあげればよかった、なんでもっと優しく接してあげれなかったんだろう…もっと話すればよかった…

そんなこと言っても遅い!遅すぎる!だって悩んでいる子供はもういないんだから…

後悔することはいくらでも出来ます。

しかし、命を取り返すことは絶対に出来ません。

子供の悩みは大人が協力しないと解決出来ないことも沢山あります。

後悔のないようにして下さいね。

子供視点に立つことが大切

 大人視点だと子供の悩みなんてちっぽけに見えるでしょう。

当たり前です。当たり前過ぎます。

自分が学生の時を思い出して下さい。

私は先生が怒るとめちゃくちゃ怖いと感じましたし、嫌なことも嫌と言えなかったことが多いです。授業中にトイレに行くのも恥ずかしくて到底無理。

 そんな時に大人目線で話されたらどう思います?

トイレなんていつでも行けばいいじゃん。嫌なことなのになんで言えないの?

そんな事言われても困ります。子供にとって凄く難易度が高いことなんです。

子供目線に立って話すことはとても大切です。

共感することも時には必要。自分も中々トイレに行けなかったよ!恥ずかしいよね!

子供は共感してもらうことで安心します。

 

 休み明けで子供の体調に変化があったら寄り添ってあげよう。一番の味方は家族です。