SNSにハマっては行けない理由
ネットが普及してから数十年…
私達には手放せない存在になりました。
便利な時代になったものですね。
しかし…便利故に生き辛い世の中になってしまった。
なぜか?それは人間に潜む本当の自分が現れやすくなってしまったから。
原因はSNS
SNSとは、ソーシャルネットワーキングサービス(Social Networking Service)の略で、登録された利用者同士が交流できる会員制サービスのこと。
簡単に説明すると、不特定多数の知らない人間の日常を観察することができるのだ。
今何をしているのか?なにを食べてるのか?なにして遊んでいるのか?
SNSは使い方を間違わなければ楽しい
同じ趣味の人と繋がれたりできるのだから、楽しいに違いない。
色々な情報も入手することもできる。
しかし、使い方を間違えれば最悪なことになってしまう
標的になりやすいのが有名な芸能人。
芸能人のフォロワーは何十万といる。
つまり、常に何十万人の人に監視されているのだ。
全ての人間が楽しくコメントしてくれたら最高だが、そうはいかない
日頃のストレスを発散する為にSNSを利用している人もいる。
そういう人物には要注意だ。
攻撃的でとても人間とは思えないコメントをし、とことん追い込むことで、優越感を得てストレスを発散するのだ。
「ならそういう人を無視してSNSをすれば良いんじゃない?」
それができるなら、そのやり方が一番賢い。
だが…
日本人の大半がそういう目的でSNSを利用しているのだ。
それに、SNSを利用している以上、自分に対するコメントは気になるものだろう。
それを無視するのは、SNSを使いこなし、ネットに対する耐性を身に着けなければならない。
それまで時間がかかるのだ。
芸能人の自殺はネットの誹謗中傷が多く関係しているのは違いない。
必ずしもSNSが原因とも言えないものもあるので、紹介はしない
日本人は陰湿な生き物
日本人は大人しく真面目で他人の目が凄く気になる傾向がある。
それに、直接人に言うことが出来ないことがよくあるので、溜め込んでしまう。
更に、日本語はSNSに向いている。短い文章で伝わりやすいから。
その結果
SNSをストレスを発散する場所として使ってしまう。
そうなんです、日本人にとってSNSはストレス発散する場所として最高なのです。
ネットをよく使う人なら分かると思うが、気持ち悪いコメントが多いのだ。
赤の他人の粗探しをし、徹底的に叩く、それが気持ちいいと思う人が沢山いる。
なんでも撮影する世の中
この時代、誰でもスマホを持っているだろう。逆に持ってない人のほうが少ない。
それに、最近のスマホのカメラ機能は凄まじい。
良い時代になったと思えるのか、それとも…
何でもかんでも撮影撮影、問題があればすぐ撮影
それをSNSにすぐ投稿。
そして何万人の不特定多数の目に触れる。
撮影された人には心無い誹謗中傷の嵐
その人はどう思うだろうか?
下手したらもう生きていけない
撮影された人にも非があるかもしれない。
例えば、痴漢を疑われた人がいるとしよう。
痴漢は大体疑われたらアウトなので、必死に逃げる人が多い。
中には線路に逃げる人もいる
確かに痴漢から逃げる人を目の前で見れるなんてなかなかない機会だ。
線路に逃げ込む人をみたら面白いと思ってしまうだろう。
では、その人を撮影して良いのだろうか?証拠として警察などに渡すのなら賢い選択だ。
そんな良い人間がこの世の中に何人いると思う?殆どいるわけがない。
周りの人間は、面白がって撮影をし始めるのだ。
それをSNSに投稿して優越感を得る。
本人はどう思うか?痴漢は犯罪だ、いや、その人は冤罪かもしれない。
じゃあ犯罪者だったら撮影して投稿していいの?冤罪だったら?
その人はきちんと反省し、更生して反省するかもしれない。
なのにネットに投稿されて何万と再生され、顔も晒され、社会的に死ぬ。
そんなことが許されて良いのだろうか?
怖いのがSNSにハマっている人はこれがいけないことだと思わないのだ
何がいけないのか?なにをしていいのか?分からなくなるのだ。
なぜか?
何万と再生、沢山のコメント…その快感を覚えたら麻痺してしまうのだ。
ある程度有名になれば、味方もつく。
どんどん麻痺して可哀想な人間が出来上がってしまう
世の中、本当にそれで良いんだろうか?